即興曲第4番嬰ハ短調Op.66「幻想即興曲」 ショパン
ショパンが24歳頃の作品。即興で弾いた曲を譜面化した曲ですが、ショパン自身が駄作としたため、彼の死語、友人モンタナによって出版されました。
曲名もモンタナがつけたと言われています。主題は、右手16部音符と左手3連符の複合リズムの織り成す美しさ、中間部はロマンティックな旋律の美しさなどは、知名度・人気曲の上位になっている事も頷ける一曲です。
ショパン「黒鍵のエチュード」 ピアノ独奏
練習曲第5番 Op.10‐5変ト長調。黒鍵だけを演奏してブリランテ(輝く)になるように黒鍵から指をすべり落とさないようにするための練習曲。左手の和音が曲想を効果的にする。軽快でチャーミングな作品。
ショパン「別れの曲」ピアノ独奏
ショパンの練習曲(エチュード)の中でも最も叙情的で美しく、右手五本の指でメロディーと内声の伴奏両方を弾き分けなければならない。ショパン自身「これほど美しい旋律を見つける事は二度と出来ないでしょう」と作曲家フランツ・リストに語ったと言われている。
ショパン「革命のエチュード」ピアノ独奏
ショパンが作曲した練習曲の中で一番有名な作品。
1831年、ウィーン滞在からパリへ向かう途中、故郷ワルシャワがロシア軍に制圧された事を知り、 その行き場のない苦しみと怒りを鍵盤にぶつけて作ったと伝えられている。大きなうねりを聞かせる 激しい曲想がショパンの心中と重なり感動的である。
クリスマスメドレー
あわてんぼうのサンタクロース→きよしこの夜→クリスマスおめでとう→もみの木
1曲目冒頭よりクリスマスを待ちわびる子供の気持ちを鈴の音のように可愛らしく表現しており、 中間部、右手の軽快なメロディが印象的である。2曲目、クリスマスイブの夜は大人の雰囲気を しっとりと歌い上げ、3曲目からは、クリスマスの歓喜を物語っている。